
キャラクターデザイン・原画 | : | やすゆき ヨダ |
衣装デザイン | : | ぬー |
音楽 | : | 樋口秀樹( Tynwald music ) |
歌 | : | WHITE-LIPS ( Tynwald music ) |
SE | : | 村上純 |
ロゴデザイン | : | 木緒なち( コメワークス ) |
背景 | : | 小島伸一、他 |
企画・脚本・監督 プロデューサー | : | 朱門 優 |
子供の頃から一緒だった。何をするにも、何処へ行くにも。
他の何にも替えられない仲間たち―― その名を『四君子』。
……例え、離れ離れになったとしても。決して色褪せない絆が、そこにはあった。
あれから幾年月が過ぎ去って、遂に再会の機会が訪れた。
芸術家志望の霊峰、あの憧れの夢見鳥学園で。
たった四人しかいない、そのクラス。けれど充分な、そのクラス。
あいつらしかいない、そのクラス――
――だが。
「 “仲間ごっこ”は卒業しよう」
突きつけられたのは現実。生じたのはよそよそしさ、噛み合わないのは届きそうで届かない距離。
俺たちはいつまでもあの頃と変わらない―― そんな事を信じていたのは自分だけだったのか。
……きっかけがあった。
『彩生祭』
……振り分けられた色があった。
『赤』
だから俺は誓った。
きっとまた、あの頃のように一緒にいられる関係が築けると信じて。
発売日は2009年7月24日
もう8年も前のゲームですね・・・
エロゲー界では少ない燃えゲーメーカーのpropeller作です
私のpropeller作品プレイとしては3つめかな、あやかしびと、エヴォリミット、今作
エヴォリミットと前後しましたが、燃えゲー熱が盛り上がってた時期があったんですよ!
あやかしびともエヴォリミットもなかなかの良作でしたね
朝色ですが、注目はシナリオの朱門優さんでしょうか
独特の世界観というかセリフ回しがある有名ライターさんです
朱門さんの作品はLump of Sugarの「いつか、届く、あの空に。」と「天使の羽根を踏まないでっ」の2つプレイ済みでしたが、やっぱり独特の雰囲気ありましたね
その二つで慣れてたからなのかシナリオがムリ!とか言って投げずに済みました
慣れれば世界観に浸れる、入り込めると思います
今作、朝色のキャラ絵は正直苦手な部類に入るんですが1枚絵のデキはいいと思います
古めの作品なのでシステム周りは微妙、まぁ選択肢少ないんでクイックセーブとかなくても平気でした
propellerではおなじみですが、主人公にボイスがあるというエロゲ界では珍しい部類
個人的に注目なのが、歌のWHITE-LIPSさん
ぱれっと作品「もしも明日が晴れならば」の凪は名曲だと思います
主人公が幼馴染の通う芸術専門の学校へ編入する所から始まるんですが、単なる学園モノではなく少し伝奇とかが入ってきます
グロとかはないんで安心してください、私も苦手なので助かった・・・
サスペンスとか和ホラーっぽい雰囲気はちょっとあるかな?
まぁ舞台が完全にクローズドサークルですしね(笑
ここに繋がるつり橋も途中で落ちてまさしく陸の孤島

主人公の特技に豆知識を反芻することで精神統一をするっていうのがありますが、これはなかなかいい設定ですね
ADVの常として日常会話の中だるみとかダレる感じが問題になりますが、このゲームでは無駄知識がドンドン増えます(笑
キャラの掛け合いとかでなくこういう設定で日常会話を読ませる試みは面白いと思います
攻略順とかはなく、一本道タイプですね
そしてHシーンは驚きの3つ 潔よすぎじゃないっすかね
和を意識したBGMはなかなかグッド
システム周りは微妙
メインヒロインルートの終盤は久々に泣けましたね
複数ライターでは難しい伏線の配置と回収もやってあって流石だなーと思いました
そんなこんなで総評:B+って感じでしょうか
シナリオだけならはAかなー
お気に入りキャラは四君子の蘭こと夢乃蘭(ゆめのあららぎ)cv有栖川みや美

と、青姉こと肆則のりか(しそくのりか)

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